お道具選びで大切にしたいこと

「今」という瞬間にときめく、最初の一品を

■ 技術よりも、まずは「ときめき」を。

書、墨絵/水墨画の世界へようこそ。
墨の濃淡、かすれ、筆運び……その奥深さは、始めたばかりの方を圧倒してしまうかもしれません。時には、思い通りにいかなくて少し意気消沈😞してしまうこともあるでしょう。

「少しでも上手くなりたい」と思うのは至極当然で、その向上心はとても大切です。でも、その上達の原動力となるのは、何よりも「楽しい」、あるいは「ときめく」という純粋な感情です。

■ 初心者にしか描けない「一期一会」があります。
ご自身では気が付いていないかもしれませんが、今描いている文字や絵は、人生で一番の作品です。
ときめく気持ちがそのまま筆を通して形になる。
技術を積み上げた上級者の誰もが羨む「計算のない純粋な表現」がそこにはあります。何物にも代えがたい宝物です。

■ 心が動くものを、相棒に選ぶ。
技術以上に大切なこと。それは「その人らしさ」と「楽しむこと」です。
「この筆を使ってみたい!」「あの墨を磨ってみたい!」というワクワクは、必ずご自身の手助けとなり、続けていく原動力になってくれるはずです。

お道具は、ぜひご自身が「好き!」と思えるものを選んでみてください。
価格が高いか安いかではなく、あるいは軸の装飾が好き、といった直感でも良いのです。筆はご自身の成長とともに、選ぶものが変わってきます。まずは、ご自身の気持ちが一番乗る一品を選んでみてください。

■ 初心者こそ「きちんと作られたお道具」を。
お道具選びに、金額の決まりはありません。高価なものが必ずしも正解ではなく、安くてもご自身の心に響くものなら、それが正解だと思います。

けれど、一つだけ忘れないでほしいことがあります。それは、「正しく作られたものでなければならない」ということ。
「弘法筆を選ばず」という言葉がありますが、これは道具の特徴を知り尽くした熟練者のこと。
道具の個性をまだ掴みきれていない時こそ、職人の技で正しく作られた「良い道具」が、ご自身を導く確かな手助けとなります。
「線が震えてしまう」「墨がかすれすぎる」「思ったところで止まれない」
そんな悪戦苦闘のプロセスさえも、きちんと作られた筆なら、不思議と「次はどう描こうか」という楽しさ、面白さへと変えてくれるはずです。

■だからこそ、rimpamuraがお届けするもの。
そのためにrimpamuraでは、実際に職人さんにお目にかかり、直接にお話しを伺っています。
(※一部、直接の繋がりがない商品もございますが、それらはすべて、rimpamuraが「ぜひご紹介したい」と感じた厳選のお品です。)