2001年2月1日発行の雑誌「サライ」で、「オリジナル銘々墨」が紹介されました。
その古墨が、25年の熟成期間を経て、この度満を持して登場。rimpamuraにて、この希少な古墨を数量限定で販売させていただいています。
「オリジナル銘々墨」は、当時、書家をはじめとした方々が、自身で銘(文字)を書いて、その銘を彫り込んだ木型で墨を作った特別注文の墨です。
墨の製造には最低でも半年を要するため、一度に数個ではなく、まとまった数が注文されていました。細心の注意を払って作られますが、墨づくりは自然の導きに委ねる部分も大きいため、製造過程で起こりうる予期せぬ出来事(例:ひび割れなど)に備え、注文数より多めに製造されます。
幸いにも、注文通りの良質な墨に仕上がり、余剰分となった墨が、今日まで大切に保管されてきました。
幸いにも、注文通りの良質な墨に仕上がり、余剰分となった墨が、今日まで大切に保管されてきました。


この墨の特筆すべきポイント
- 25年以上寝かせられた松煙墨 :年月を重ねることで、墨はさらにまろやかで深みのある墨色を生み出します。
- 唯一無二の「松煙」 :この墨の原料となっている煤(すす)「松煙」は、現在日本国内で唯一の松煙職人である堀池雅夫さんが、伝統的な「障子焚方式」で採煙を行っています。堀池さんの技術が、日本の松煙墨を支えてきました
- こだわりの国産素材: 松煙墨に使われている松煙は紀州松煙で採煙されたもののみ。膠(にかわ)も国産にこだわり、純粋な素材から生まれる良質な墨です。
- 「ご縁」を楽しむ「墨ガチャ」:
この木型に彫られた文字は一種類ではなく、数多く存在します。仏教の根底を成す思想であるお釈迦様が説いた「縁起」に由来する「ご縁」と捉え、「めぐり合わせ」を楽しんでいただきたいという理由から、お手元に届く墨がどのような文字で、誰の文字であるかを事前にお知らせし、お選びいただくことはできません。 まさに、現代でいう「墨ガチャ」のようなワクワク感を、この古墨で体験していただけることを願っています。