工房にある煤だらけの炊飯ジャー

墨を作る工房にある炊飯ジャー🧐

ちょっと不思議な光景ですが、これは墨づくりでは欠かせないお道具です。
墨は煤(すす)、膠(にかわ)、香料でできています。煤に膠を入れて出来上がる黒い塊を”生墨”と呼ぶそうですが、この生墨を保存しておくために炊飯ジャーが登場します。

煤と膠を混ぜた後、墨は”捏ねまい”→”型入れ”→”乾燥”という重要な工程を経て製品となります。捏ねまいというのは、単に捏ねる作業ではなく、中に含まれる空気を抜く作業です。
膠はいわゆるゼラチンなので、冷えると固まります。使わない分の生墨は炊飯ジャーで保存しておくのだそうです💡

炊飯ジャー
江戸時代から伝わる伝統的な「障子焚方式」で採煙された松煙
墨玉