戦乱の時代に生き、書や漆芸、陶芸などさまざまな芸術分野で傑出した品々を生み出した本阿弥光悦。
現在東京国立博物館にて、 特別展「本阿弥光悦の大宇宙」が開催されており、注目が集まっていますが、その光悦の名を冠した筆があるのをご存知ですか?
その名も「光悦用筆」。
世界で唯一、古来の筆作り「巻筆」を継承する工房「攀桂堂(はんけいどう)」さんが作るお筆で、「かな」に意識が感じられるお筆だということです。
あの名作を生んだ筆はひょっとしてこんな筆だった?!と思うと、展覧会の作品がより身近に感じられそうです。